オリックス 85910
現在、当サイトのいずれの条件にも該当していません。公開されている財務データをそのまま掲載しています。
この数字を、どう読むか
どれくらいの大きさの会社か
1年間の売上高は3.3 兆円でした。365日で割ると、1日あたり91.3 億円が入ってくる計算になります。
売上高は会社の大きさをいちばん素直に表す数字です。同じその他金融業の37社の中では1位です。
何人でその売上をつくっているか
グループ全体で37,286人が働いています。このほかにパート・アルバイトなどが平均18,443人います(有価証券報告書の「平均臨時雇用人員」)。
そのうち親会社で働いているのは3,016人で、残りの34,270人は子会社にいます。事業の多くを子会社が担っている形です。
売上を人数で割ると、社員1人あたり8,933.2 万円になります。少ない人数で大きな売上を立てる商売か、人手をかける商売かが、ここに出ます。
その他金融業の真ん中は5,685.3 万円なので、それより高い水準です。同じその他金融業の37社の中では15位です。
ただし、仕入れた物を右から左へ売る商売では、働く人が少なくてもこの数字は大きく出ます。働きぶりの良し悪しを表すものではありません。
財産のうち、いくらが借りたお金か
会社が持っている財産は18 兆円です。そのうち13.5 兆円は借りたお金や後で払う予定のお金で、自前の財産は4.5 兆円になります。
この自前の割合が自己資本比率で、24.9%です。高いほど、業績が悪化しても会社が行き詰まりにくくなります。
その他金融業の真ん中(中央値24.9%)とほぼ同じ水準です。同じその他金融業の37社の中では19位です。
銀行や不動産、リースのように、借りたお金で商売をするのが普通の業種では、この比率は低く出ます。業種をまたいだ比較には向きません。
自前のお金を、1年でどれだけ増やせたか
ROEは10.4%です。自前の財産100円につき、1年で10.4円の利益を生んだ、という意味になります。
その他金融業の真ん中は11.6%なので、それより低い水準です。同じその他金融業の35社の中では19位です。
日本では8%が一つの目安とされます。ただし借金を増やして自前の財産を小さくしてもROEは上がるため、自己資本比率と合わせて見ないと判断を誤ります。
株価は、その数字に対して高いか安いか
PERは14.7倍です。今の利益が毎年そのまま続くとすれば、買った金額を利益で取り戻すのに約15年かかる、という見方をします。
その他金融業の真ん中は12.9倍です。同じ業種でも、これから伸びると見られている会社ほど高くなります。
PBRは1.47倍です。自前の財産に対して株価が何倍かを表します。1倍を上回っており、帳簿上の正味の財産より高い値段がついています。
どちらも「安いから良い」とは限りません。安いのは、市場がこの先の利益を厳しく見ているからかもしれないためです。
株を持っているともらえるお金
1株につき年156.1円の配当が出ています。
今の株価で100万円分を買った場合、配当が同じなら1年でおよそ26,543円を受け取る計算です(税引前・配当利回り2.65%)。
その他金融業の真ん中は3.39%なので、それより低い水準です。同じその他金融業の32社の中では22位です。
利益のうち39.0%を配当に回しています(配当性向)。残りは会社に残り、設備や事業に使われます。
記録のある5期のあいだ、配当を減らしていません。
そこで働いている人
平均年間給与は1,039.7 万円です。賞与や残業代などを含んだ、1年間に支払われた金額の平均になります。
その他金融業の真ん中は717.8 万円なので、それより高い水準です。同じその他金融業の36社の中では5位です。
平均年齢は44.2歳、平均勤続年数は15.8年です。
この3つは【提出会社(親会社)】だけの数字です。子会社を含めたグループ全体の平均ではありません。持株会社のように親会社の社員が数百人しかいない会社では、グループ全体の姿とは大きく違うことがあります。
どこが、どう危ないか
どれくらい荒く動くか 危なさ ふつう
1年で上下する幅は、ならすと31%ほどです。数字が大きいほど、短い期間で大きく動きます。
この約5年のあいだで、いちばん大きく下がったのは2024-07-17から2025-04-07にかけての30.4%です。高いところで買っていれば、それだけ含み損になった計算になります。
これは【実際に起きたこと】で、この先の下落幅を示すものではありません。もっと下がることも、下がらないこともあります。
財務に余力があるか 危なさ やや高い
会社の財産のうち、借金でない部分が24.9%です。高いほど、業績が悪化したときに持ちこたえる力があります。
借りたお金への依存が大きい状態です。ただし銀行・不動産・電力のように、比率が低いのが普通の業種もあります。同じ業種の会社と比べてください。
利益は安定しているか 危なさ 低い
記録のある5期のうち、最終的に黒字だったのは5期です。
この期間はすべて黒字でした。ただし、この先も黒字が続くとは限りません。
会社の大きさ 危なさ 低い
会社全体をいくらで買えるかという値段です。大きい会社ほど多くの人が売り買いしており、一部の売買で株価が跳ねることは起きにくくなります。
ただし大きいことは、安全を意味しません。大きい会社でも株価は下がります。
売りたいときに売れるか 危なさ 低い
1日にどれだけの金額が売買されているかです。少ない銘柄は、売りたいときに買い手が見つからず、思った値段で売れないことがあります。
株価と業績を、並べて見る
株価は2021-09-22から2026-10-30まで、連結決算の5期分の売上高と並べています。棒の幅は、その決算期が指している1年間です。
この期間に株価は2,087円から5,846円へ、180.1%上がりました。
いちばん高かったのは2026-07-22の6,582円、いちばん安かったのは2022-09-30の2,028円です。
同じ期間に売上高は2022年3月期から2026年3月期にかけて32.8%増えています。株価と業績が同じ向きに動いているとは限りません。
ここに書いてあるのは、過去に起きたことだけです。 この先どうなるかについては、当サイトは何も申し上げません。
5期でどう変わったか
連結決算の5期分です。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2.5 兆円 | 2.7 兆円 | 2.8 兆円 | 2.9 兆円 | 3.3 兆円 |
| 当期純利益 | 3,173.8 億円 | 2,903.4 億円 | 3,461.3 億円 | 3,516.3 億円 | 4,472.6 億円 |
| 純資産 | 3.3 兆円 | 3.5 兆円 | 3.9 兆円 | 4.1 兆円 | 4.5 兆円 |
| 自己資本比率 | 23.1% | 23.2% | 24.1% | 24.2% | 24.9% |
売上高はこの5期で2.5 兆円から3.3 兆円へ、32.8%増えました。
当期純利益はこの5期で3,173.8 億円から4,472.6 億円へ、40.9%増えました。
自己資本比率は23.1%から24.9%で、大きくは変わっていません。
この会社の数字
| 項目 | 金額・比率 | 意味 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3.3 兆円 | 商品やサービスを売って入ってきたお金の総額。 |
| 営業利益 | — | 本業だけで稼いだ利益。ここが赤字なら本業に問題がある |
| 税引前利益 | 6,914.3 億円 | 税金を払う前の利益。IFRS採用企業には経常利益がないため、これを使います |
| 当期純利益 | 4,472.6 億円 | 税金を払ったあと、最終的に会社に残った利益 |
| 総資産 | 18 兆円 | 会社が持っている財産の総額。借りたお金も含む |
| 純資産 | 4.5 兆円 | 総資産から借金を引いた、正味の財産 |
| 自己資本比率 | 24.9% | 財産のうち借金でない割合。高いほど倒れにくい |
| ROE | 10.4% | 預かったお金を1年で何%増やせたか。8%以上が一つの目安 |
| PBR | 1.47倍 | 正味の財産に対して株価が何倍か。1倍割れは割安とされる |
| 1株あたり配当 | 156.1 円 | 株1つにつき、1年でもらえるお金 |
| 配当利回り | 2.65% | 今の株価で買った場合、1年でもらえる配当の割合 |
| 従業員数 | 37,286 人 | グループ全体で働いている人数(連結) |
| 平均年間給与 | 1,039.7 万円 | 親会社の社員1人あたり。賞与や残業代を含む |
| 平均年齢 | 44.2 歳 | 親会社の社員の平均。グループ全体ではない |
| 平均勤続年数 | 15.8 年 | 親会社の社員の平均。長いほど人が定着している |
- 株価データ
- JPX 日本取引所グループ(J-Quants API)/2026-10-30 大引け時点
- 財務データ
- 金融庁 EDINET 提出の有価証券報告書(2026-03-31期)より自動取得
- 最終更新
- 2026-10-30
- 作成方法
- 数値の抽出・計算はすべてプログラムによる自動処理です。