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株を学ぶ / 基礎指標

時価総額

株価に発行済みの株数をかけた金額。その会社全体を今の値段で買うときの総額。

ひとことで言うと

その会社をまるごと買うとしたら、今いくらかを表した金額です。

もう少しくわしく

株価が2,000円で、株が1億株発行されているなら、全部買うのに2,000億円かかります。これが時価総額です。

株価だけでは会社の大きさは分かりません。 株価5万円の会社より、株価500円の会社のほうが大きいこともあります。株の数が違うからです。会社の規模を比べるときは、株価ではなく時価総額を見ます。

おおまかな目安はこうです。

区分 時価総額
超大型 1兆円以上
大型 3,000億円以上
中型 1,000億円以上
小型 300億円以上
超小型 300億円未満

実際の数字で見る

株価 2,400円
発行済株式数 5億株
時価総額(2,400 × 5億) 1兆2,000億円

超大型株にあたります。

ここに注意

小さい会社ほど、売りたいときに売れないことがあります。

時価総額が小さい銘柄は、1日の売買が少なく、まとまった株数を売ろうとすると自分の売り注文で株価が下がります。買うときも同様で、思った値段で成立しません。

一方で 小さい会社のほうが株価は大きく動きます。 良い材料が出れば何倍にもなりますが、悪材料では容赦なく下がります。

初心者が最初に触れるなら、時価総額が大きく、毎日たくさん売買されている会社のほうが扱いやすい。当サイトが各種のランキングで時価総額100億円以上に限定しているのは、売買が成立しにくい銘柄を勧めないためです。

この数字を、実際の上場企業で見る

3,624社・2026-10-30時点

いま決算の数字がそろっている上場企業3,624社で見ると、時価総額の真ん中(中央値)は226.7億円です。

半分の会社が68.4億円から1,088.7億円のあいだに入っています。

時価総額の分布時価総額ごとの会社の数。〜10億が15社、10億〜100億が1178社、100億〜1000億が1485社、1000億〜1兆が732社、1兆〜が214社。合計3624社。 15 〜10億 1,178 10億〜100億 1,485 100億〜1000億 732 1000億〜1兆 214 1兆〜 社

業種によって「ふつう」が違う

時価総額の中央値が高い業種と低い業種です(時価総額が出ている会社が10社以上ある業種のみ)。 同じ数字でも、業種によって高い・低いの意味が変わります。

業種中央値社数
保険業5,433.5 億円14社
銀行業3,174.6 億円79社
陸運業2,294.7 億円55社
⋮
サービス業91.4 億円519社
情報・通信業104 億円593社
その他製品115.8 億円101社

よく知られた会社は、どのあたりにいるか

時価総額の大きい順に5社。業績の良し悪しで選んだものではありません。

会社時価総額全体の中での位置
トヨタ自動車 44.8 兆円上位1%
三菱UFJフィナンシャル・グループ 40.9 兆円上位1%
リクルートホールディングス 28.3 兆円上位1%
ソフトバンクグループ 25.6 兆円上位1%
アドバンテスト 25.5 兆円上位1%

この言葉で、会社を探す

規模が大きい会社

会社全体の値段(時価総額)が大きい順です。名前を知っている会社が多く、売買もしやすいため、最初に見るならここからです。

順位会社時価総額
1 トヨタ自動車 輸送用機器 44.8 兆円
2 三菱UFJフィナンシャル・グループ 銀行業 40.9 兆円
3 リクルートホールディングス サービス業 28.3 兆円

2,431社すべてを見る →

大きい会社が安全とは限りません。規模が大きいぶん、株価が何倍にもなる可能性は小さくなります。

関連する言葉

  • 流動性 売りたいときに売れるかどうかの度合い。低い銘柄は、自分の注文で株価が動いてしまう。
  • PER(株価収益率) 会社が1年で稼ぐ利益に対して、株価が何倍かを示す数字。低いほど割安とされる。
  • PBR(株価純資産倍率) 会社が持っている正味の財産に対して、株価が何倍かを示す数字。1倍割れは割安とされる。
最終更新
2026-09-16