ハーモニック・ドライブ・システムズ 63240
現在、当サイトのいずれの条件にも該当していません。公開されている財務データをそのまま掲載しています。
この数字を、どう読むか
どれくらいの大きさの会社か
1年間の売上高は595.6 億円でした。365日で割ると、1日あたり1.6 億円が入ってくる計算になります。
売上高は会社の大きさをいちばん素直に表す数字です。同じ機械の203社の中では74位です。
何人でその売上をつくっているか
グループ全体で1,419人が働いています。このほかにパート・アルバイトなどが平均342人います(有価証券報告書の「平均臨時雇用人員」)。
そのうち親会社で働いているのは526人で、残りの893人は子会社にいます。
売上を人数で割ると、社員1人あたり4,197.2 万円になります。少ない人数で大きな売上を立てる商売か、人手をかける商売かが、ここに出ます。
機械の真ん中は3,611.5 万円なので、それより高い水準です。同じ機械の203社の中では80位です。
ただし、仕入れた物を右から左へ売る商売では、働く人が少なくてもこの数字は大きく出ます。働きぶりの良し悪しを表すものではありません。
売ったお金のうち、いくら残るか
1,000円を売って、本業の儲けとして残るのは43円です(営業利益率4.3%)。
機械の真ん中は8.7%なので、それより低い商売です。同じ機械の201社の中では161位です。
利益率が低い商売は、たくさん売らないと利益が積み上がりません。逆に高ければ、売上が少なくても利益は残ります。どちらが良い悪いではなく、業種によって水準がまったく違います。
税金などを引いたあと、最終的に会社に残るのは1,000円あたり27円です(当期純利益率2.7%)。
本業で稼いだか、それ以外か
営業利益と経常利益はほぼ同じ額です。借入金の利息や為替など、本業以外での損得は小さく、利益のほとんどが本業から出ていることを意味します。
財産のうち、いくらが借りたお金か
会社が持っている財産は1,114 億円です。そのうち310.1 億円は借りたお金や後で払う予定のお金で、自前の財産は803.9 億円になります。
この自前の割合が自己資本比率で、72.2%です。高いほど、業績が悪化しても会社が行き詰まりにくくなります。
機械の真ん中は66.4%なので、それより高い水準です。同じ機械の203社の中では66位です。
銀行や不動産、リースのように、借りたお金で商売をするのが普通の業種では、この比率は低く出ます。業種をまたいだ比較には向きません。
自前のお金を、1年でどれだけ増やせたか
ROEは2.0%です。自前の財産100円につき、1年で2.0円の利益を生んだ、という意味になります。
機械の真ん中は8.0%なので、それより低い水準です。同じ機械の189社の中では177位です。
日本では8%が一つの目安とされます。ただし借金を増やして自前の財産を小さくしてもROEは上がるため、自己資本比率と合わせて見ないと判断を誤ります。
株価は、その数字に対して高いか安いか
PBRは6.19倍です。自前の財産に対して株価が何倍かを表します。1倍を上回っており、帳簿上の正味の財産より高い値段がついています。
どちらも「安いから良い」とは限りません。安いのは、市場がこの先の利益を厳しく見ているからかもしれないためです。
株を持っているともらえるお金
1株につき年20.0円の配当が出ています。
今の株価で100万円分を買った場合、配当が同じなら1年でおよそ3,809円を受け取る計算です(税引前・配当利回り0.38%)。
機械の真ん中は2.67%なので、それより低い水準です。同じ機械の184社の中では183位です。
利益のうち117.7%を配当に回しています(配当性向)。残りは会社に残り、設備や事業に使われます。この割合が100%を超えているのは、利益より多く配っている状態です。
そこで働いている人
平均年間給与は719.3 万円です。賞与や残業代などを含んだ、1年間に支払われた金額の平均になります。
機械の真ん中は691.9 万円なので、それより高い水準です。同じ機械の202社の中では76位です。
平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は13.2年です。
この3つは【提出会社(親会社)】だけの数字です。子会社を含めたグループ全体の平均ではありません。持株会社のように親会社の社員が数百人しかいない会社では、グループ全体の姿とは大きく違うことがあります。
どこが、どう危ないか
どれくらい荒く動くか 危なさ 高い
1年で上下する幅は、ならすと79%ほどです。数字が大きいほど、短い期間で大きく動きます。
この約5年のあいだで、いちばん大きく下がったのは2021-09-22から2024-11-29にかけての69.8%です。高いところで買っていれば、それだけ含み損になった計算になります。
これは【実際に起きたこと】で、この先の下落幅を示すものではありません。もっと下がることも、下がらないこともあります。
財務に余力があるか 危なさ 低い
会社の財産のうち、借金でない部分が72.2%です。高いほど、業績が悪化したときに持ちこたえる力があります。
利益は安定しているか 危なさ ふつう
記録のある5期のうち、最終的に黒字だったのは4期です。
黒字の年と赤字の年があります。業績の振れが大きい業種か、何か事情があった期があるか、上の「株価と業績を、並べて見る」で時期を確かめてください。
会社の大きさ 危なさ ふつう
会社全体をいくらで買えるかという値段です。大きい会社ほど多くの人が売り買いしており、一部の売買で株価が跳ねることは起きにくくなります。
ただし大きいことは、安全を意味しません。大きい会社でも株価は下がります。
売りたいときに売れるか 危なさ やや低い
1日にどれだけの金額が売買されているかです。少ない銘柄は、売りたいときに買い手が見つからず、思った値段で売れないことがあります。
株価と業績を、並べて見る
株価は2021-09-22から2026-10-30まで、連結決算の5期分の売上高と並べています。棒の幅は、その決算期が指している1年間です。
この期間に株価は6,140円から5,163円へ、15.9%下がりました。
いちばん高かったのは2026-05-26の8,000円、いちばん安かったのは2024-11-27の1,873円です。
同じ期間に売上高は2022年3月期から2026年3月期にかけて4.3%増えています。株価と業績が同じ向きに動いているとは限りません。
色の変わっている棒は、最終的に赤字だった決算期です(2024年3月期)。
ここに書いてあるのは、過去に起きたことだけです。 この先どうなるかについては、当サイトは何も申し上げません。
5期でどう変わったか
連結決算の5期分です。ゼロの線より下に伸びている棒が、赤字だった期です。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 570.9 億円 | 715.3 億円 | 558 億円 | 556.5 億円 | 595.6 億円 |
| 経常利益 | 91.1 億円 | 107.6 億円 | 5.7 億円 | 1.5 億円 | 25.4 億円 |
| 当期純利益 | 66.4 億円 | 76 億円 | -248.1 億円 | 34.7 億円 | 16.1 億円 |
| 純資産 | 988.6 億円 | 1,039.6 億円 | 794 億円 | 789.4 億円 | 803.9 億円 |
| 自己資本比率 | 69.0% | 67.4% | 66.6% | 69.5% | 72.2% |
売上高はこの5期で570.9 億円から595.6 億円へ、4.3%増えました。
当期純利益はこの5期で66.4 億円から16.1 億円へ、75.8%減りました。
自己資本比率は69.0%から72.2%へ厚くなっています。
この会社の数字
| 項目 | 金額・比率 | 意味 |
|---|---|---|
| 売上高 | 595.6 億円 | 商品やサービスを売って入ってきたお金の総額。 |
| 営業利益 | 25.7 億円 | 本業だけで稼いだ利益。ここが赤字なら本業に問題がある |
| 経常利益 | 25.4 億円 | 本業に加え、利息など本業以外も含めた利益 |
| 当期純利益 | 16.1 億円 | 税金を払ったあと、最終的に会社に残った利益 |
| 総資産 | 1,114 億円 | 会社が持っている財産の総額。借りたお金も含む |
| 純資産 | 803.9 億円 | 総資産から借金を引いた、正味の財産 |
| 自己資本比率 | 72.2% | 財産のうち借金でない割合。高いほど倒れにくい |
| ROE | 2.0% | 預かったお金を1年で何%増やせたか。8%以上が一つの目安 |
| PBR | 6.19倍 | 正味の財産に対して株価が何倍か。1倍割れは割安とされる |
| 1株あたり配当 | 20.0 円 | 株1つにつき、1年でもらえるお金 |
| 配当利回り | 0.38% | 今の株価で買った場合、1年でもらえる配当の割合 |
| 従業員数 | 1,419 人 | グループ全体で働いている人数(連結) |
| 平均年間給与 | 719.3 万円 | 親会社の社員1人あたり。賞与や残業代を含む |
| 平均年齢 | 42.5 歳 | 親会社の社員の平均。グループ全体ではない |
| 平均勤続年数 | 13.2 年 | 親会社の社員の平均。長いほど人が定着している |
気をつけて見ておきたい点
記録のある期間に、配当を減らした年があります。配当を目当てに持ち続けるなら、その理由を確認してください。
配当が1年の利益を上回っています。貯めてきたお金を取り崩して配っている状態で、この水準がこの先も続くとは限りません。
- 株価データ
- JPX 日本取引所グループ(J-Quants API)/2026-10-30 大引け時点
- 財務データ
- 金融庁 EDINET 提出の有価証券報告書(2026-03-31期)より自動取得
- 最終更新
- 2026-10-30
- 作成方法
- 数値の抽出・計算はすべてプログラムによる自動処理です。