カブシルベ KABUSHIRUBE
株を学ぶ / 相場の俗語

高値掴み(たかねづかみ)

株価が一番高いところで買ってしまい、その後の下落に巻き込まれること。

ひとことで言うと

一番高いところで買ってしまうことです。

もう少しくわしく

不思議なことに、初心者ほど高値で買います。偶然ではなく、理由があります。

株価が上がっているときほど、その株は魅力的に見えるからです。

高値掴みいちばん高いところで買ってしまい、その後の下落を抱え込む形。 買値 株価 ここで買う -46%
株価上がっている最中がいちばん買いたくなる。そこが天井のことがある
上がり続けている最中がいちばん買いたくなります。そこが天井だった場合、この形になります。説明のための模式図です。実在の銘柄・企業の数値ではありません。
  • ニュースに出る
  • SNSで話題になる
  • チャートが右肩上がりで気持ちがいい
  • 「乗り遅れたくない」と焦る

買いたい気持ちが最大になる瞬間は、たいてい株価も最大です。そして買った翌日から下がり始めます。

逆に、株価が下がって割安になっているときは、悪いニュースが出ていて、誰も買いたくありません。

実際の数字で見る

高値掴みが厄介なのは、戻るまでの時間です。

買値 その後の下落 元に戻るのに必要な上昇
天井で買った -30% +43%
天井で買った -50% +100%

さらに、天井で買った株は戻らないことも多い。急騰の理由が話題だけだった場合、その値段をつけた根拠がそもそも無いためです。

ここに注意

高値掴みを完全に避けることはできません。 どこが天井かは、過ぎてみないと分かりません。

できるのは、掴んだときの被害を小さくすることです。

  • 一度に全額を入れない(何回かに分けて買う)
  • 買う前に損切りの線を決めておく
  • 急騰した直後には手を出さない

そして一番大事なことがあります。高値で掴んだと気づいたら、ナンピンしないこと。 「安くなったから買い増そう」は、下落が止まらないときに致命傷になります。

高値掴みは誰にでも起こります。それを塩漬けや退場に発展させないことが、経験者と初心者の差です。

関連する言葉

  • イナゴ 話題になった銘柄に短時間で群がり、急騰させてすぐ去っていく投資家たちのこと。
  • 塩漬け(しおづけ) 損が出た株を売るに売れず、長期間持ち続けてしまう状態のこと。
  • 狼狽売り(ろうばいうり) 株価の急落に慌てて、冷静な判断をせずに売ってしまうこと。
  • 押し目(おしめ) 上昇が続いている途中で起きる、一時的な下げのこと。買いの機会とされる。
最終更新
2026-09-16