株を学ぶ / 相場の俗語
押し目(おしめ)
上昇が続いている途中で起きる、一時的な下げのこと。買いの機会とされる。
ひとことで言うと
上がっている途中の、一時的な下げのことです。
もう少しくわしく
株価は一直線には上がりません。上がっては少し下げ、また上がる。この一時的な下げが「押し目」です。
階段を上るとき、足を一度下ろしてから次の段に進むのに似ています。
株価上昇の流れが続いているなかの下げ。流れが変わった下げとは別物
「押し目を待って買う」とは、上昇している銘柄を、少し下げたところで買うという考え方です。高値で飛びつくより有利に買えます。
実際の数字で見る
上昇局面の典型的な動きです。
| 時点 | 株価 | |
|---|---|---|
| 1週目 | 1,000円 | |
| 2週目 | 1,150円 | 上昇 |
| 3週目 | 1,080円 | 押し目 |
| 4週目 | 1,220円 | 上昇再開 |
| 5週目 | 1,160円 | 押し目 |
| 6週目 | 1,340円 | 上昇再開 |
3週目や5週目で買えれば、高値で買うより有利です。
ここに注意
押し目と、本格的な下落の始まりは、区別がつきません。
「押し目だと思って買ったら、そのまま下がり続けた」というのは、誰もが経験することです。下げている最中に、それが一時的かどうかを判断する方法はありません。
相場には 「押し目待ちに押し目なし」 という古い言葉があります。買いたいと思って待っていると、押し目が来ないまま上がり続けてしまう、という意味です。逆に、待たずに飛び乗れば高値掴みになる。 どちらにも転ぶのが相場です。
そしてもう一つ、強い相場ほど押し目は浅いという傾向があります。「もっと下がってから」と欲張ると、結局買えません。
現実的な対処は、一度に全額を入れないことです。何回かに分けて買えば、押し目で買える部分と、高値で買う部分が混ざり、平均すれば悪くない値段になります。
完璧な買い場を当てようとしないこと。 これが一番の対策です。
関連する言葉
- 高値掴み(たかねづかみ) 株価が一番高いところで買ってしまい、その後の下落に巻き込まれること。
- 損切り貧乏 小さな損切りを繰り返した結果、少しずつ資金を減らしてしまう状態。
- 移動平均線 過去一定期間の終値を平均してつないだ線。株価の方向をならして見るために使う。
- 握力(あくりょく) 株価が動いても売らずに持ち続ける精神力のこと。「握力が強い」などと使う。
- 最終更新
- 2026-09-16