カブシルベ KABUSHIRUBE
株を学ぶ / 相場の俗語

イナゴ

話題になった銘柄に短時間で群がり、急騰させてすぐ去っていく投資家たちのこと。

ひとことで言うと

話題の株に一斉に飛びついて、あっという間に去っていく人たちのことです。

もう少しくわしく

イナゴの大群は田畑に降り立ち、食い尽くすと次へ移っていきます。作物は荒らされたまま残ります。

株でも同じことが起きます。

イナゴタワー話題で急騰した株が、買いが尽きた後に急落して元の水準へ戻る形。 騒ぎの前の水準 株価 ここで買った人が残る 数日で3倍 元の水準へ
株価塔のように立ち上がって崩れる形からこう呼ばれる
話題で急騰し、買いが尽きた後に元の水準まで戻る形。塔のように見えることからイナゴタワーと呼ばれます。説明のための模式図です。実在の銘柄・企業の数値ではありません。
  1. SNSやニュースである銘柄が話題になる
  2. 短時間で買いが殺到し、株価が急騰する
  3. 高値で買った人が取り残される
  4. 話題が冷めると一斉に売られ、元の値段かそれ以下に戻る

最初に入った人は儲かり、最後に飛びついた人が損をするという構図になります。

「イナゴタワー」という言葉もあります。急騰してすぐ元に戻ったチャートが、細く高い塔のように見えることから来ています。

実際の数字で見る

典型的な値動きです。

時点 株価
話題になる前 800円
話題直後(1日目) 1,200円
翌日の高値 1,600円 ← ここで買う人が多い
3日後 1,000円
1週間後 820円

1,600円で買った人は、1週間で半分近くを失います。上がったのを見てから買うのでは遅いのです。

ここに注意

自分がイナゴになっていないかは、判断基準で分かります。

  • 「なぜこの会社に投資するのか」を説明できるか
  • 業績や財務を確認したか
  • 上がっているという理由だけで買っていないか

説明できないなら、それは投資ではなく参加です。

そして厄介なのは、イナゴ相場は実際に儲かる人もいることです。うまく抜けた話だけがSNSに流れ、損した話は流れません。成功談だけを見て「自分もできる」と思うのが、最も危ない状態です。

当サイトの短期カテゴリで「5日間で15%以上上がった銘柄を除外」しているのは、この飛びつきを避けるためです。

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最終更新
2026-09-16