カブシルベ KABUSHIRUBE
株を学ぶ / 売買の用語

指値と成行

値段を決めて注文するのが指値、値段を決めず今の値で買うのが成行。

ひとことで言うと

「1,000円なら買う」が指値、「いくらでもいいから今すぐ買う」が成行です。

もう少しくわしく

フリマで欲しい品物があるとします。

  • 指値:「1,000円になったら買います」と伝えて待つ。その値段にならなければ買えない
  • 成行:今ついている値段で、すぐに買う。いくらになるかは買ってから分かる

株の注文もこの2つが基本です。

指値 成行
値段 自分で決める 決められない
買えるか 買えないことがある ほぼ確実に買える
向いている場面 値段にこだわりたいとき どうしても買いたいとき

実際の数字で見る

株価が1,020円で動いているとします。

  • 指値1,000円で買い注文 … 1,000円まで下がれば成立。下がらなければ買えない
  • 成行で買い注文 … 今すぐ1,020円前後で成立する

売るときも同じです。指値1,100円で売り注文を出せば、1,100円に上がったときに売れます。

ここに注意

成行注文は、とんでもない値段で成立することがあります。

普段はほぼ今の値段で成立しますが、売買が少ない銘柄や、朝の取引開始直後は事情が変わります。買い注文が少ないところに成行の売りを出すと、想定よりはるかに安い値段で約定することがあります。

特に危ないのが、決算発表の直後や、大きなニュースが出た直後です。値段が飛ぶように動いている最中に成行を出すと、10%以上離れた値段で成立することもあります。

初心者のうちは、原則として指値を使ってください。 「いくらで買ったか」を自分で把握できることが、損得を管理する第一歩です。成行は、どうしても今すぐ売買したい場面に限ります。

関連する言葉

  • 板(いた) 買いたい人と売りたい人の注文が、値段ごとに並んでいる一覧表のこと。
  • 約定 売買が成立すること。注文を出した時点ではまだ成立していない。
  • 流動性 売りたいときに売れるかどうかの度合い。低い銘柄は、自分の注文で株価が動いてしまう。
  • 逆指値 「この値段まで下がったら売る」と先に決めておく注文。損切りを自動化できる。
最終更新
2026-09-16