カブシルベ KABUSHIRUBE
株を学ぶ / 売買の用語

板(いた)

買いたい人と売りたい人の注文が、値段ごとに並んでいる一覧表のこと。

ひとことで言うと

「いくらで何株買いたい人がいるか」「いくらで何株売りたい人がいるか」が並んだ表です。

もう少しくわしく

野菜の競りを思い浮かべてください。「300円で10箱買いたい」「310円なら5箱売る」という声が飛び交います。それを値段ごとに整理して表にしたものが板です。

売り株数 値段 買い株数
3,000 1,022円
1,500 1,021円
800 1,020円
1,019円 1,200
1,018円 2,400
1,017円 5,000
板(注文の一覧)いくらで何株買いたい人がいるか、売りたい人がいるかを値段ごとに並べた表。 売り株数 値段 買い株数 3,000 1,022円 1,500 1,021円 800 1,020円 1,200 1,019円 2,400 1,018円 5,000 1,017円
売りたい人の注文(上に並ぶ)買いたい人の注文(下に並ぶ)成行で買えば、いちばん安い売り注文の1,020円と成立する
上が売りたい人、下が買いたい人の注文です。成行で買えば、いちばん安い売り注文の1,020円と成立します。説明のための模式図です。実在の銘柄・企業の数値ではありません。

真ん中あたりが今の値段です。上が売りたい人、下が買いたい人。成行で買えば1,020円の売り注文とぶつかって成立します。

実際の数字で見る

上の板で1,000株を成行で買うと、まず1,020円の800株と成立し、残り200株は1,021円と成立します。平均すると1,020円より少し高くなります。

これが「板が薄い」銘柄だと、800株で終わらず、1,030円、1,040円と上に食い込んでいきます。

ここに注意

板が薄い銘柄では、自分の注文で値段が動きます。

売買が少ない銘柄では、各値段に並ぶ株数が数百株しかないことがあります。そこにまとまった注文を出すと、自分の注文が原因で株価が数%動くことになります。買うときは高く、売るときは安くなり、その差がそのまま損になります。

板は個別の注文が見えるため、初心者ほど「大きな買い注文があるから上がりそうだ」と読みたくなります。しかし見せかけの注文を出して、成立する直前に取り消す手法も存在します。板だけで方向を判断するのは危険です。

関連する言葉

  • 指値と成行 値段を決めて注文するのが指値、値段を決めず今の値で買うのが成行。
  • 約定 売買が成立すること。注文を出した時点ではまだ成立していない。
  • 出来高(できだか) その日に売買が成立した株数。関心の大きさを表し、株価の動きの信頼度を測る材料になる。
  • 流動性 売りたいときに売れるかどうかの度合い。低い銘柄は、自分の注文で株価が動いてしまう。
最終更新
2026-09-16